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「××すべき5つの理由」的なタイトルが廃れてきた5つの理由

こうしてブログを続けていると、もはや書き手よりも読み手のほうが賢いんじゃないかって、最近すごく感じています。

いわゆる「釣りタイトル」を付けたって、内容が面白くなければ読まれない。

釣りというと言い過ぎかもしれないけど、多くの人がタイトルを見ただけで「直感的に」内容がつまらなそうだなという判断が、以前よりもできるようになってきていますよね。

(さらに、かつては釣りタイトルでもなんでも、ただアクセス数を稼げは良かったけど、今は実際に読んでつまらなければシェアされないから拡散しないので読まれない)

こんな背景から、その代表とも言える「××すべき5つの理由」的なタイトルを見かけなくなっている、もしくは読まなくなっていませんか?

例えば

「ブラック企業を今すぐやめるべき5つの理由」

「ミニマリストを目指すなら知っておくべき5つのこと」

「モテない女に共通する7つの特徴」

「健康になりたいなら野菜を食べたほうがいい10の理由」

「死ぬまでにしたい100のこと」

……なぜ「××すべき5つの理由」的なタイトルが廃れてきたのか。それには5つの理由があります。

理由1.数字に必然性がない

例えば「京都の美味しいパン屋さん5選」とか「日本の10大ギタリスト」なら、まだ分かるんです。

数多ある候補の中から厳選したということに意義がある。他にも「美肌を作る3つのポイント」というのも、タイトルとしてはありがちですが、いろいろある美容法の中でこの3つがとにかく大切なんだ!という意味では、数字に必然性がある。

しかし、上に書いた「ブラック企業を今すぐやめるべき5つの理由」「ミニマリストを目指すなら知っておくべき5つのこと」みたいなものは、5つであるべき理由がおそらくない。

たくさん理由がある中で絞って5つを紹介する、もしくはこの5つがすべてである、というなら話は別ですが、ほとんどの場合は「とりあえずキリがいいから5つにしとこう」という、タイトルが先にありきなのではないでしょうか。

すると数字に必然性がないので、テーマもぼやけてしまいます。

理由2.タイトルの陳腐化

実は私自身もこれまで何度も「5つ理由」的なタイトルを使ってきました。今となっては反省。

たしかに「数字を入れると読者の目を引く」というのは、大昔から言われるタイトル付けの基本です。

問題は私たちがそれに見慣れてしまったこと。陳腐化というか、たくさんの情報の中で、他との差別化ができなくなっている。

ただ、「小池百合子が支持される5つの理由」とか「日ハムとカープが優勝した5つの要因」のように、扱うテーマ自体がキャッチーであれば、このようなタイトルでも陳腐には見えない気もします。

理由3.内容が薄っぺらく見える

で、これまで私たちはこうしたタイトルの記事に何度も騙されてきています。

先ほども書きましたが、タイトルありきで数字に必然性がないため、最終的には記事の内容に「説得力」がなくなってしまう。

そんな拒否反応があるので、どうせつまらないんじゃないかと読まれない。実際にはすごく情報として有益なのに、タイトルで損しているってパターンは増えているような。

数字で内容がわからなくなるよりも、はっきりと「モテない女に共通するのは陰口好き!」と言ってあげたほうがウケているケースも増えていますよね。

理由4.(もう書くことがない)

ほらね。無理に「5つの理由」というタイトルを付けると、書くことがなくなっちゃう。なので理由4と理由5はパス。すいません!

私が駆け出しのライターだった頃は、雑誌の企画でよく編集担当から「なんでもいいから、とにかく5つ集めてこい!」なんて怒鳴られ、必死になって取材したものですが、やっぱり無理矢理にこじつけて5つを入れるのって本質的じゃない。

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タイトルは記事の内容をきちんと表すものでなきゃいけない。とはいえ興味をそそるような工夫がなければ絶対に読んでもらえない。良い内容を書けば評価さされるというのも奢り。

いかに魅力あるタイトルを付けられるか。

難しいだけに面白い。

これからももっと考えていかなきゃなと思う今日この頃です。

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