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バブル時代、日本人はどんな本を読んでいたのか?88年〜92年ベストセラーTOP10

不景気脱出の手がかりになるかもしれない「バブル時代の書物」

もう、ずーっとパッとしない世の中が続いてますよね。みんな一生懸命に暮らしているのだけれど、不景気だからか心に余裕がない。そうすると誰かを批判するくらいしか楽しみがなく、たとえばこうしたブログでも「批評」という名の単なる「憂さ晴らし」ばかりが目立つようになってしまっています。

 

いろいろ意見はあるのだろうし、どれが正解かわからないけれど、……私はつまらない。もっと人間、バカみたいに浮かれたい。そっちのほうが楽しいじゃん。

 

だから来てほしいのです。バブルよ、来い!

 

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私はいま30代ですが、バブル時代は小学生低学年くらいだったので、はっきり言ってどういう時代だったのかいまいちピンと来ません。もう私が生きている間に日本の景気は良くならないのか。もう一度バブル景気は来てくれないのか。みんなでバカみたいに浮かれてみたい!

 

で、思ったのが「バブルの時代に日本人はどんな本を読んでいたのか」ということ。景気はわれわれ庶民がコントロールしていたわけではないけれど、好景気をさらに押し上げたのは、当時の人々の考え方がアグレッシブだったからじゃないか、という仮説を立ててみたのです。それには少なからず書籍が影響していたんではなかろうか、と。

 

バブル時代の定義は曖昧で、お父ちゃんお母ちゃんに聞いても「あれ、86年からだっけ?」「でも、ジュリアナ東京ってバブル弾けてからだよな」とはっきりしない答え。調べてみてると、一応、86年12月から91年2月までらしいのですが

 

多くの人が好景気の雰囲気を感じ始めたのはブラックマンデーをすぎた1988年頃からであり、政府見解では、1992年2月までこの好景気の雰囲気は維持されていたと考えられているーー(Wikipediaより)

 

とあるので、今回は実際に浮かれた人たちが多数いたであろう88年〜92年のベストセラーを見てみます。

 

1988年ベスト10

  1. こんなにヤセていいのかしら 川津祐介
  2. ノルウェイの森(上・下)村上春樹
  3. ゲームの達人(上・下1)シドニィ・シェルダン
  4. 私の人間学(上・下) 池田大作
  5. 裕さん、抱きしめたい 石原まき子
  6. ダンス・ダンス・ダンス(上・下) 村上春樹
  7. 金子信雄の楽しい夕食 金子信雄
  8. 頭が突然鋭くなる右脳刺激法 品川嘉也
  9. あなたは3日間で巨人軍と別れられる 桂三枝
  10. 十津川警部の挑戦(上・下) 西村京太郎

 

こんなにヤセていいかしら―不思議な面白減量法 1回30秒だけで1日1キロ落ちる (プレイブックス)

こんなにヤセていいかしら―不思議な面白減量法 1回30秒だけで1日1キロ落ちる (プレイブックス)

 

 

気になる1位は骨盤ダイエット本。「面白減量法」というフレーズが余裕のある時代を象徴している気がします。そもそも「1回30秒だけで1日1キロ落ちる」なんて薬事法も景品表示法としても絶対アウトでしょ。現代の「水素水」問題よりもタチが悪い?いやいや、バブル時代はきっと良かったんです。なぜなら「面白」減量法なのだから。

 

2位と6位の村上春樹先生、4位の某先生、10位の西村京太郎先生は今でも愛されているので今回はスルーしますが、気になったのは8位の「頭が突然鋭くなる右脳刺激法」。

 

頭が突然鋭くなる右脳刺激法

頭が突然鋭くなる右脳刺激法

 

 

こちらは改訂版ですが、内容には

 

身体を動かしているのは脳であり、身体を動かすと脳に刺激がいくことをうまく利用して、手、指をはじめ身体を動かすことによって右脳を活性化し、左脳の疲れをとる「右脳刺激法」を紹介。

 

とある。ちなみに右脳だけを鍛えればいいわけではないという主張らしいですが、少なくとも当時の人たちに「右脳」という言葉は刺さり、右脳ブームが巻き起こった。現代ってどちらかというと理論的というか左脳が重視されているような気がするけど、もしかしたら、この年からはじまるバブルを後押ししたのは「右脳」で物事を考えることだったのかもしれません。

 

1989年ベスト10

  1. TUGUMI 吉本ばなな
  2. キッチン 吉本ばなな
  3. 消費税こうやればいい 山本雄二郎
  4. 時間の砂(上・下) シドニィ・シエルダン
  5. 白河夜船 吉本ばなな
  6. うたかた/サンクチュアリ 吉本ばなな
  7. 哀しい予感 吉本ばなな
  8. 消費税 実務と対策はこうする 山本守之
  9. ノルウェイの森(上・下) 村上春樹
  10. 人麻呂の暗号 藤村由加 
キッチン (角川文庫)

キッチン (角川文庫)

 

 

ベスト10のうち5冊がランクインと吉本ばななブームだった89年。私も大ファン。ちなみにこのインタビューは面白いですよ。

 

www.1101.com

 

鼻に絆創膏をつけたままインタビュー受けているし、ミコノス島についての取材なのに「HAWAII」って書かれたセーター着てるし。……この人だけは、きっとまだバブルの中にいる。

 

1990年ベスト10

  1. 愛される理由 二谷友里恵
  2. 真夜中は別の顔(上・下) シドニィ・シェルダン
  3. 「NO」と言える日本 石原慎太郎・盛田昭夫
  4. 明日があるなら(上・下) シドニィ・シェルダン
  5. 「1988年日本崩壊」エドガー・ケイシーの大予告 五島勉
  6. 文学部唯野教授 筒井康隆
  7. 恋愛論 柴門ふみ
  8. うたかた(上・下) 渡辺惇一
  9. 41歳寿命説 西丸震哉
  10. それでも「NO」と言える日本 石原慎太郎他

 

愛される理由

愛される理由

 

 

このころから日本の調子ノリノリ感が出て来ていますね。

 

1位の「愛される理由」はなぜかうちにあった気がしたので、実家に立ち寄ってみたらあった。ちょっと読んでみたのですが……ひどい。それこそ、はてなブログの古参の人たちが寄ってたかってボコボコにしそうな薄っぺらさです。でも、これがこの時代にはウケてたのも事実で。バブル再来のヒントはありそうな気がします(ホントに?)

 

「NO」と言える日本〜が2冊ランクイン。トランプが大統領になっても、まだ私たちは「NO」と言えるのでしょうか。いま、続編となる3作目を出したら売れそう。(そして、幻冬舎あたりが動いてそう)

 

7位の「恋愛論」と8位の「うたかた」にも注目。柴門ふみの「恋愛論」はKindle版で発売してるみたいで

 

恋愛論 (PHP文庫)

恋愛論 (PHP文庫)

 

 

この説明文がぶっとんでいて面白い。

 

オモシロ鋭い分析から導かれた智恵が満載。恋の悩みにズバリ答えるQ&Aも付いた、若者のスーパーバイブル、待望の文庫化。

 

若者のスーパーバイブルって響きがこれぞバブリーという感じです。素晴らしい。あと、今は絶対「オモシロ鋭い分析」という表現って使わないですよね。さきほど書いた「こんなにヤセていいのかしら」にもありましたが、バブルの人々は「オモシロ」を求めていたのは間違いない。

 

渡辺惇一(「失楽園」「鈍感力」などヒット作多数)の「うたかた」は、まさにいまの時流と真逆のベストセラー。不倫の物語です。ベッキーちゃんがいまだにあれだけ叩かれているのだから、今の日本人は受け入れる余裕はないんだろうなー。

 

1991年ベスト10

  1. もものかんづめ さくらももこ
  2. 血族(上・下) シドニィ・シェルダン
  3. ノストラダムス戦慄の啓示 大川隆法
  4. 時間の砂(上・下) シドニィ・シェルダン
  5. だから私は嫌われる ビートたけし
  6. タモリ・ウッチャンナンチャンの世紀末クイズ 笑っていいとも編
  7. water fruit 樋口可南子・篠山紀信撮影
  8. ホーキングの最新宇宙論 S.W.ホーキング
  9. 宜保愛子の幸せを呼ぶ守護霊 宜保愛子
  10. 宜保愛子の死後の世界 宜保愛子
もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

 

完全に調子に乗るニッポン。「もものかんづめ」はすりきれるくらい読みました。さくらももこ信者なので。絶対読んだ方がいいです。文章でお腹をかかえて笑える本は数少ないと思うのですが(私の場合、ゲッツ板谷とさくらももこを推します)、これはそのうちの一冊。

 

信者つながりで3位ですが、これは今のような信者が買ってベストセラーではなく、わりと一般の人も買っていたように思われます。というのも、うちの父親の本棚(うちは無宗教)にあって、当時、私は小学校高学年で、ノストラダムスという言葉に興味をそそられ読んだ記憶があるから。

 

「日本が世界を支配する」みたいな内容で子供だけにワクワクしながら読んだ気がしますが、入信しなくてよかった。私はさくらももこ信者でいいや。

 

余談ですが9位10位の宜保愛子。クラスメイトの愛子ちゃん(美人でお金持ち)が「ギボ」と呼ばれてて可哀想だった思い出がありますが、いまでも元気にしてるでしょうか。

 

1992年ベスト10

  1. それいけ×ココロジー(1・2・3) それいけ!!ココロジー編
  2. 人間革命(11) 池田大作
  3. さるのこしかけ さくらももこ
  4. 明け方の夢(上・下) シドニィ・シェルダン
  5. 世紀末クイズ(1・2・3) 笑っていいとも!編
  6. 真夜中は別の顔(上・下) シドニィ・シェルダン
  7. たけし・逸見の平成教育委員会 平成教育委員会編
  8.  国境の南、太陽の西 村上春樹
  9. こころの処方箋 河合隼雄
  10. ウルトラマン研究序説 サーフライダー21
タモリの、ダウンタウンも世紀末クイズ―“それ絶対やってみよう”〈2〉

タモリの、ダウンタウンも世紀末クイズ―“それ絶対やってみよう”〈2〉

 

 

最後は92年。この年まで日本人の間には好景気の雰囲気があって、その後はご存知の通り、 失われた20年に突入します。

 

目立つのは1位、5位、7位のテレビ番組関連本。心理テスト、世紀末クイズ、平成教育委員会という、いわゆる問題を解く読み物ですが、最近、こうした本を見かけないのは私が大人になったから? それともニンテンドーDSとかスマホアプリに役割りが変わった? でも、ネットではクイズものって流行らないですよね。

 

そんな中、クイズです。

 

結局、バブル時代に日本人はどんな本を読んでいたのか?

ここまで読んだ人ならもうお気づきだろう。バブル時代、日本人はどんな本を読んでいたのか。もう一度ベストセラーランキングを見返してみればすぐに気付くはずだ。

 

さぁ、みんなで考えよう。

 

シンキングタイム!

 

 

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そう、88年に1冊、89年に1冊、90年に2冊、91年に1冊、92年に2冊……バブル時代、すべての年でベストセラーTOP10に入っている作家がいる。

 

答えはシドニィ・シェルダン!

  

ゲームの達人(上)

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ゲームの達人 (下)

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バブルという浮かれた時代、日本人に娯楽を与えていたのは間違いなくシドニィ・シェルダンなのです。

 

もしも日本人が再びシドニィ・シェルダンを求めはじめる、その時こそ、日本にバブルが再来する日かもしれません。

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